貯穀害虫の発生を気にされており、定期の昆虫相調査を導入して頂きました。最初に、フェロモントラップで工場内のどこで発生しているのか調査を行ったところ、仕込み室にシバンムシが生息していました。目視調査では業務用ミキサーの土台部に僅かな隙間があり、その内部で多数のシバンムシが発生していることを突き止めました。すぐに内部の分解清掃を実施して頂き、発生は終息しました。その後、内部に穀粉が溜まらないように隙間の封鎖を行い、定期的に分解清掃を実施して頂いております。報告書には図表化した害虫の捕獲状況や詳しい対策方法を記載しており、現場での害虫対策に活かされています。

ISO22000から浜松市HACCP型衛生管理認証制度への切り替えにいち早く取り組んだフードサービストーワ様。マルマでは、一般的衛生管理のマニュアル追加作成およびHACCP文書を再作成し、確認しました。また、保健所職員による工場内立ち入り検査および文書確認の審査に立ち会い、バリデーションに必要な検査もマルマで実施しました。フードサービストーワ様が、第一号認証取得企業になりました。

浜松市HACCP型衛生管理認証制度の認証取得に向けて、HACCPに関する勉強会、社内の衛生管理見直し、HACCPシステム構築のための検証データ取り、マニュアル作成、記録管理方法の構築を支援しました。はまちゅう様では、マルマで毎月衛生診断も実施させていただいているため、改善の取り組みはスムーズでした。書類提出後の保健所職員による審査対応も実施し、約6ヶ月で認証取得までたどり着きました。