夏期には、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌O157などによる細菌性食中毒が発生しやすいですが、これからの時期はノロウイルスによる食中毒が急激に増加してきます。昨年もノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が各地で報告されており、大量調理施設衛生管理マニュアルでもノロウイルスの管理を強化する内容で改正が行われました。そこで、今回のエムテックインフォメーションでは、ノロウイルスに関する基礎知識や検査の種類、予防のために必要な取り組みについて紹介させていただきます。